水木一郎：「アニソンの帝王」がテーマ曲熱唱　ゲーム「バイオニックコマンドー」

「バイオニックコマンドー　マスターD復活計画」のテーマ曲の収録に参加した子供たちと水木一郎さん（右端）

　「マジンガーZ」などアニメ・特撮ドラマのテーマ約1200曲を担当し、アニメソングの帝王とも呼ばれる水木一郎さんが、プレイステーション3、Xbox360用アクションゲーム「バイオニックコマンドー　マスターD復活計画」（カプコン）のテーマ曲を手がけることが明らかになった。同ゲームの公式サイトなどで、特典映像とともに無料で視聴できる。

　同曲は、アニメ「ワンピース」や「ドラゴンボール」など多くのアニメやゲーム音楽を手掛けてきた田中公平さんが作曲。子どもたちのバックコーラスに乗せて、水木さんが主人公・スペンサーの戦う姿を歌いあげている。同ゲームのベン・ジャッドプロデューサーは「ゲームファンにはアニメ好きな人も多いので、数々のアニメソングを歌っている水木さんに“だめ元”でお願いしたところ、ご本人がバイオハザードをやりこむなど大のゲーム好きということもあって快く引き受けてもらえた」と、説明している。

　「バイオニックコマンドー　マスターD復活計画」は、88年にファミコン用ソフトとして発売されたアクションゲーム「ヒットラーの復活」のリメーク版。ジャンプの代わりにワイヤーを使って移動する特殊な操作方法が特徴で、グラフィックを改良し、隠しエリアなどを追加。2人同時プレーにも対応させる。PS3版が1200円、Xbox360版が800マイクロソフトポイント（1200円相当）のダウンロード販売で発売日は未定。

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